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麻酔科

Anesthesia
麻酔は、その子その子に合わせた『オーダーメイド』です
病気に対して手術が最も有効な治療方法であることは多くあります。そして、手術に麻酔は欠かせません。
しかし麻酔に対して漠然とした不安を抱かれておられる飼い主様が多いことを感じることがしばしばあります。

私は6年間のアメリカ研修時代、大学病院の麻酔科レジデントとして勤務した経験があるのですが、
その間、様々な症状の動物たちに麻酔を施してきました。
軽度の歯石除去での鎮静から、心疾患を持つ患者の長時間手術まで、
本当に多種多様な状態の患者さんに、です。
そこで得られた知識と経験をもとに言えるのは、麻酔はオーダーメイドである、ということです。

事前に内蔵機能や心肺機能のチェックを行い、
また麻酔中は心電図や酸素飽和度や血圧のモニターをして、
刻々と変化する状態に合わせて麻酔の調節をしていきます。

だれ一人として麻酔の始めから終わりまでが全て一緒のプログラム、ということはないのです。
麻酔は手術で最大の効果を得るために不可欠なもので、決して恐れるものではありません。
その子の状態に合わせ、
体への負担が最も少ないプログラムを組んで実施していきます。


また、覚醒後のペインコントロールもしっかりと行います。

シニア世代の飼い主様も、高齢というだけで手術をあきらめてしまわないでください。
とはいえ、最終的に手術を選択するか否かはもちろん
飼い主様の意思を尊重させていただきます。
説明を聞いたうえでやはり不安があれば遠慮なくお伝えください。
ただ、あの時に手術しておけば・・・という後悔が残らないように、
手術の選択を麻酔への不安でためらわれる飼い主様には
しっかりとしたインフォームドコンセントをしたいと考えています。
アメリカ獣医師免許取得後、OKLAHOMA STATE UNIVERSITY、VETERINARY ANIMAL TEACHING HOSPITAL麻酔科レジデントとして学生の教育に当たる。
同時に、アメリカ獣医麻酔専門医の第一人者、Dr Jeff KO のもとで、最新のペインマネージメント(コントロール)と救急医療を学ぶ
FLORIDA州開業免許取得 フロリダ州の外科専門病院に外科医として勤務し、アメリカ獣医外科専門医DR Jon Dee のもとで多くの外科、整形外科手術を担当する。
同時に様々な症例での麻酔経験も積む。

>>北尾院長の詳しい経歴はこちら

当院の麻酔手術の流れ

滅菌された器具
オートクレーブから滅菌された器具を取り出しています。

当然ですが、手術器具・ドレープ・術着などは滅菌した物を使います。
術者・助手は入念に手洗い
術者・助手は入念に手洗いし、滅菌された術衣・グローブを着用します。
手術
手術環境を万端に整えて、いざ手術へ臨みます。
麻酔管理
麻酔担当者が患者さんの状態をモニターし、
麻酔管理を行っています。
心電図
モニターとは・・・

心電図・血圧・酸素飽和度などを経時的にチェックし、麻酔下でバイタルサインが良好に維持されているかを確認しています。

緩和ケア

緩和ケア
病気の発見が遅れて残念ながら手遅れであったり、
手を尽くしたけれどもこれ以上の治療方法はないという状態になってしまうこともあります。
そんな時でも
私たちは最後まで飼い主様と小さな家族を支え続けたいと思っています。

小さな家族の痛みを少しでもやわらげられるように。
好きな食べ物を少しでも食べられるように。

そして大好きな飼い主様との時間を少しでも長く過ごせるように。

残された時間は限られたものであってもできるだけ快適で充実した時を過ごせるように、
ペインコントロールやQOLの維持を目的とした療法をご提案していきます。

また、動物メディカルセンター(大阪の箕面・茨木・高槻)では、体の自由がきかなくなり介護が必要となった動物たちの 介護付きホテル もありますので、ご利用ください。