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動物メディカルセンター ブログページ

2020年10月31日 土曜日

シニア期の準備

 こんにちは!動物メディカルセンター獣医師 尾崎です。
 犬の平均寿命はここ数年で0.3歳伸びたと言われています。人間から見ると大きな数字に見えないかもしれませんが、犬は1年で人間の4~5歳年をとると言われています。
 つまりわずか数年で人間にして1~2歳程度も寿命が伸びたことになります。飼い方の変化、獣医療の向上、ペット保険の普及などにより、今後も寿命が伸びることが予想されています。
 

 うちの「世界一のラブラドール ケルン(♀)・クラン(♀)」も今年で7歳となりました。大型犬の7歳は人の54歳にあたるので平均寿命から考えても犬生の折り返しに差し掛かっていると言えるでしょう。




【世界一のラブラドール ケルン♀・クラン♀】


 うちの子の最近の変化としては、とても頑固になりました(特にケルン)。以前は金魚の糞みたいになんでも嬉しそうに着いてきましたが、今は散歩中も気に入らないとストライキを起こすようになってきました。また散歩中に長時間散歩すると途中で休憩を要求することもでてきました。 



【ケルン ストライキ中、絶対そっちには行かない!!①②③】
【クラン 次はどこ行く?何する?】
 
そんな中まだまだずっと一緒に遊びに行きたいのでうちの子たちも健康診断と少しずつシニアトレーニングを開始しています。

シニアトレーニングといっても、ゴハンやオヤツをいろんなところに隠して探させる「宝探し」をさせたり、散歩コースに階段を加えてゆっくり登らせたりといったものです(飼い主はコロナ自粛の運動不足解消にちょうどいいです♫)。元気な老後のために「認知機能」と「運動機能」の維持に努めています。

階段では、元気よく勢いをつけて一気に登らないようにリードを少し短めに持つなどして、ゆっくりと一段ずつ登るようにしましょう!一段ずつ止まるぐらいの気持ちでいいと思います!
犬の体重は前肢に7割、後肢に3割負重がかかっていると言われており、多くの子で後肢から弱っていきます。傾斜がある階段では、後肢へしっかりと負重させることで筋肉を刺激します。
また関節炎や疾患を持っている場合、過度な負荷は悪化させる恐れがあるので不安のある方は、一度ご相談ください。


【散歩階段トレーニング中】

うちの子の宝探しですが

びっくりするぐらい!!・・・できません。

ですが三人で楽しく家中ひっくり返してやっています。シニア期のトレーニングは、気を張ってできるように教え込んだり無理やりというよりは、ゆっくり一緒に楽しむことが大切だと思います!!(そう信じています(笑))
宝探しはできるようになったらその過程もまたお伝えできればと思います。

うちの子みたいに6~8歳のシニア期入り口は、その後の快適な老後につながるとても大切な時期と考えます。どんな病気も早期発見が最も大切です!シニア期入り口、健康チェックとその子にあったことからを始めてみてはいかがでしょうか?

どんなトレーニングがあるのかお気軽にスタッフまで聞いてみてください。

また現在秋の健康診断キャンペーンとして、来て採血してすぐに帰れる充実した項目の血液検査による健康診断をお勧めしています!詳しくは、HP(http://www.doubutsumedical.com/2016/07/1-5-1316543.html)またはスタッフまで!



【今年の夏の思い出】

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2020年10月10日 土曜日

私の名前は金崎 一毅です!

ブログをご覧の皆様初めましてsign01                      
 
          
今年度より動物メディカルセンターで勤務することになりました、
獣医師の金崎 一毅(かなざき かずき)と申しますsmile 

まだまだ至らぬところが多い若輩者ではありますが、
一意専心の気持ちで獣医療に取り組みたいと思うので
よろしくお願い致します。 
 





         

堅苦しい挨拶はここまでにして、
多くの新人獣医師が通るであろう難関の一つに採血があげられます。
皆様はワンちゃんやネコちゃんのどこの部位から採血するかご存じでしょうか?



dogワンちゃんの場合は、後ろ足の外側に斜めに走る外側伏在静脈(がいそくふくざいじょうみゃく)や

前足の前側辺りの橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)から

catネコちゃんの場合は、後ろ足の内股辺りにある大腿静脈(だいたいじょうみゃく)や

橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)から採血することが多いです。


では、ここで一つ問題です。
下の写真はワンちゃんの後ろ足ですが、外側伏在静脈はどこを走行しているかわかりますか?














さて、どうでしたか?
正解はこちらです。



続いてもう一問、ネコちゃんの血管についての問題です。
下の写真はネコちゃんの内股の写真ですが、大腿静脈はどこを走行しているでしょうか?













こちらは先ほどの問題よりも、どこに血管があるのかわかりにくいかと思います。
正解はこちらです。



ご覧頂くとわかるように人間のように血管が青く見えたりはしないので、
しっかりと血管を目視することが簡単ではありませんbearing

ちなみに、参考までに僕の橈側皮静脈はこんな感じです。
ワンちゃんやネコちゃんに比べると幾分かは見易いですね。



もちろん、犬種猫種年齢体型などにより血管の見え方は一様ではなく、
例えば、ダックスフンドやマンチカンのような手足が短い子たちの多くは血管が真っ直ぐに走行しておらず、斜めに走っています。
こういった血管からの採血は私たち新米獣医師にとっては非常に難しいことが多いです。


春先には採血をするたびに緊張していましたが、今日までに多くの経験をさせていただいたお陰で今ではどんな血管でも難なく採血をこなせる程度には到達できましたgood
血液検査の結果からは多くの貴重なデータが得られますが、その為には採血は必須です。
その採血によってワンちゃんやネコちゃんがストレスを感じてしまわないよう素早く正確に、名人の域を目指して今後も精進していきますsign03

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

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