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動物メディカルセンター ブログページ

2017年2月25日 土曜日

椎間板ヘルニアのリハビリ

こんにちは。動物メディカルセンター(箕面病院)看護師田中ですhappy01

今日は椎間板ヘルニアのリハビリについてお話ししたいと思います。

特に多い腰椎ヘルニアの手術をしたワンちゃんのリハビリをご紹介します。
モデルはダックスフンドのバロンちゃんです。
ダックスフンドは、もっとも椎間板ヘルニアになりやすいといわれています。
バロンちゃんは急に後肢が立たない動かない。
という主訴で来られました。

まず一般身体検査で麻痺の状態を診て、レントゲンを撮り、椎間板ヘルニアの疑いがあったので、次の日にCT造影検査で圧迫の程度や部位の確定をしました。
そしてその日に手術を行い、神経の圧迫部位を取り除きました。

リハビリは術後3日までは患部の炎症を引かせてさらに疼痛緩和のため冷やすことから始めます。
次にマッサージ、ストレッチ、補助して立たせて足を正常な位置にし立つ感覚を取り戻していきます。
そして関節を動かしていきます。関節は動かさないと固まってしまい、筋肉も衰えてきます。
自分では動かせないので私たちが自転車を漕ぐように動かしてあげます。
そして後肢に少し負荷をかけるため、前肢を少し上げます。
そうすることで筋肉が減るのを防ぐことが出来ます。













立たせた状態でキープ
出来るようになったら、バランス運動を行います。これはバランス力を鍛え筋肉をつける為に行います。



歩けるようになったら、足の上げ下げをスムーズに、しっかり出来るように、キャバレッティレールの上を歩きます。



患部の炎症が引けば水中トレッドミルで泳ぎます。陸上で動かすよりも浮力があるので足の負担が少なく効果的です。
水中トレッドミルは徐々に水の量を減らし、しっかり歩いていくことで、筋力をUPさせることもできます。



バロンちゃんは、リハビリが始まるときは、いつもお腹を見せコロンと転がってシッポを振ってくれます。
とっても可愛いです。リハビリ中はご褒美のフードを食べ頑張っています。






リハビリはその子その子の性格、症状にあったプログラムを考え行っています。当院では診断、治療、リハビリまでトータルケアを行っております。
椎間板ヘルニアは発症部位によって症状も麻痺の程度も様々です。
そしてもし突然何か後肢がおかしい。と感じたらすぐ病院に連れてきてください。

何かお困りの事があればいつでも何でもご相談下さいhappy01

次回は3月11日(土)更新です♪



 

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2017年2月11日 土曜日

ぎんちゃんのフード切り替え体験談


こんにちは、動物メディカルセンター茨木 看護師の大盛です。
突然ですが皆さん、処方食についてご存知ですか?
今回は茨木病院のアイドルぎんちゃんが行ったフードの切り替えについてお話します。
 

 
以前のブログでも紹介した茨木病院の小さなスタッフ、日本猫のぎんちゃん。
毎日のんびり過ごしている彼ですが少し前までとある悩みがありました。

それは便が硬く、血が付くようになった事です。
何度か続いたため、まずは診察で全身の状態チェックと便に異常が出ていないか便検査をすることになりました。

診断としては便秘による出血で、ここから便軟化剤の服用と定期的な診察&点滴がスタートしました。



(スタッフ)必ず解決するからね(;0;)


「どうすれば出血をなくし良便を出してくれるのか?」
治療により、症状は良化傾向にあったものの完治とまではいかず、、、
スタッフの心配が深まる一方で食事の提案が出ました。

「今回は腎臓の事を考慮しつつ消化器に向けた食事に変えてみよう!」

ぎんちゃんは泌尿器系が弱いため、今までPHコントロールという下部尿路疾患にむけた処方食を維持食として食べていました。
しかし、今回は便が硬い事と出血が続くこともある為、症状を抑えるのを優先する為消化器サポート(可溶性繊維)という便秘の猫ちゃんに向けた処方食に切り替える事にしました。





食事を切り替える時には気をつけるべきポイントがあります。

①食事内容をすぐに切り替えない
 急な切り替えは下痢や食欲低下につながる場合があります。
 約1週間ほどかけて以前食べていたお食事を減らしつつ新しい食事に切り替えて下さい。

②給餌量は定期的に確認!
 体重や年齢によってあげるべきごはんの量も変化してくるので、こまめに確認しましょう!

③処方食への切り替えが必要な場合は必ず受診&検査を!
今回のぎんちゃんのように何か疾患を持っているこの場合、食事の切り替えには十分注意が必要です。

こうして上記のポイントを参考に定期的な尿検査と診察をしつつ、ぎんちゃんの食事の切り替えがスタートしました。

数十日後には便もちょうど良い硬さになり出血も落ち着き、現在でも便の状態はキープできていますnote




最近では多種多様の食事が販売されています。
それと引替えに間違った食事のトラブルも起きやすくなっているのが現状です。
今食べている食事が本当に合っているか、まずは一度診察の際に先生にご相談ください。
また、大切なペットちゃんたちのお食事でお困りの事があればいつでもスタッフにお声かけ下さいhappy01




投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL