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動物メディカルセンター ブログページ

2015年12月29日 火曜日

去り行く2015年のご挨拶 〜動物メディカルセンター箕面・茨木・高槻〜

こんにちは、動物メディカルセンターの獣医師、北尾美佳です。
今年も残すところ2日となりましたが、皆さまとペットちゃんにとってどのような1年だったでしょうか...。
今年特に心に残ったことを一つ挙げたいと思いますconfident

9月に敬老の日にちなんで「長生き感謝月間」を実施したのですが、その一環で10才以上のペットちゃんの飼い主の方に"今までで一番の思い出を教えてください"という項目があるアンケートを行いました。
予想以上に多くの方がご回答くださり、「たくさんありすぎて一つには絞れないけど、、」という前置きが多数みられました(その気持ちよく分かります!)。
そこに書かれた飼い主様の答えは本当に心温まるものばかりで、スタッフ皆、何度も読み返していました。

「海に連れて行って思い切り泳いだこと」や「初めての雪原で大はしゃぎしたこと」などお出かけの思い出waveを綴られた方も多くありました。
また「小さい時のやんちゃだったこと」や「子犬の時のお散歩で川原をどこまでもどこまでも走ったことdog」など幼い頃のエピソードも多く、光景が目に浮かびました。
「病気をしたけれど回復できたこと」や「治療を一緒に頑張ったこと」などシニアになってからの飼い主様の愛情の深さを感じるお答えもいくつも見られました。
そして、
「何気ない毎日の、一緒に過ごす時間すべてが大切な思い出です」
と頂いたお答えが、私にはとてもとても心に響きました。

子犬子猫ちゃんも、ミドルエイジの子も、シニア世代の子もたくさんの出来事に満ちた2015年だったことと思います。そしてお家の子に多くの愛情を注いでおられる素敵な飼い主の方々。
大切なペットちゃんたちの健康管理を託されている私達は2016年もその責任をしっかりと受け止めて頑張っていこうと思います。

今年1年ありがとうございました。どうぞ佳いお年をお迎えください。

thunderもしも年末年始に急に体調を崩したら...。お正月診療時間はこちらですhttp://www.doubutsumedical.com/2014/09/1-1-983684.html
  来たる2016年も更なる研鑽に励みます! 院長 北尾貴史

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2015年12月25日 金曜日

迷子の迷子のお犬さん あなたのお家はどこですか?

こんにちは。動物メディカルセンター箕面の獣医師の上田です。
今日は、迷子になったワンちゃんのお話をしたいと思います。

 ある日、待合室に出ると一匹のワンちゃんがそこにいました。周りを見ても飼い主さんはおらず、その子だけでした。入り口の扉が開いていたので、そこから入ってきたのでしょう。ワンちゃんは身体中にひっつき虫(ヌスビトハギと思われる)をくっつけていました。

       
捕獲されたワンちゃんの体には         足にも沢山ひっつき虫がつきました。
沢山のひっつき虫(ヌスビトハギ)
がくっついていました。


状況から察するに、どこかの茂みを駆け回ってきた迷子さんということは間違いなさそうでした。とりあえず保護してよく見ると、見覚えのある顔のワンちゃんでした。

「うちの患者さんによく似ている!?」

思い当たるお家に電話をかけて飼い主さんに確認に来てもらうと、確かにそのお家のワンちゃんでした。というわけで、飼い主さんも見つかり、無事に帰って行きました。
あぁ〜、見つかってよかった!
といいますか、よく自分から当院にたどり着いてくれたものです!こうして無事にお家へ帰ることができてほっとしました。このワンちゃんはトリミングによく来てくれている子で、もしかしたらトリミングをしてほしくて当院まで足を運んでくれたのかもしれませんね(笑)。


 今回の出来事から思ったことは、『マイクロチップって大事だな』ということです。今回、マイクロチップを頼りに飼い主さんを見つけた訳ではありませんが、マイクロチップを入れていれば知らない子でも簡単に身元を判明させることができるからです。
 マイクロチップには国・メーカーコード、動物種コード、個体番号などが組み合わされた世界でただ一つの個体識別番号が書き込まれており、専用の器具を使って読みとります。マイクロチップを埋め込んだ動物と飼い主のデータは日本獣医師会に登録され、読み取られた個体識別番号をデータベースに紹介することで、即座に飼い主さんに連絡を取ることができます。


服を着ていてもマイクロチップは読み取れます。


皆さん、万が一の時の備えは大丈夫ですか?

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2015年12月20日 日曜日

ハムスターの病気のサインに早く気付くには、、、?

こんにちは、動物メディカルセンター茨木・看護師の大盛です。
今回は来院する小動物の中でもポピュラーな「ハムスター」のお話をします。

私は某アニメをきっかけにハムスターの魅力に取りつかれました。
今では6代目のハムちゃんと一緒に生活しています。
先代の子には寿命を全うした子、疾患にかかり亡くなった子もいました。

ハムスターは初めて飼育するには比較的飼いやすい動物と聞きます。
しかし私の飼育経験上、病気の症状に気づきにくい動物でもあるように思います。
他の動物に比べ、痛みなどの意思表示をあまり見せないのです。
昨日まで動き回っていたのに、今日見たらぐったりしている」なんて事が多くあるのが現状です。

では、そうならない為にはどうすればよいのでしょうか?

まず一つ目にできるだけ毎日触れ合う事です。
毎日抱っこしたりする事で、その子の体型や何か腫れ物ができていないかなど
病気や肥満の早期発見につながります。
ただし、長時間触り続けるのはNG
かえってハムちゃんのストレスになります!

二つ目にお部屋の環境を再確認する
ハムちゃんはとても小さな動物です。
ケージを置いているお部屋の温度や冷暖房の風の位置はどうですか?
ちょっとした温度の変化で体調を崩す子もいます。
また、ケージ周りの物にも要注意です。
誤飲や中毒などを起こさないよう、周りにはスペースを取りましょう。
私と遊んでくれる時は、なるべく夕方頃からにしてね!
夜行性だから、朝からお昼はすごくねむたいのよ、、、。


ハムちゃんはワンちゃんやネコちゃんに比べ、寿命は短いです。
その人生ならぬハム生を有意義に過ごしてもらえるよう、
日頃からこまめに体調を見てあげるように心がけてください。

もし、ハムちゃんを飼育する上で何か分からない事やちょっとした体調の変化があれば、
当院までご相談ください。
当院では簡単な健康チェックから診察まで行っております。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2015年12月14日 月曜日

冬になると急増!おしっこトラブル 〜その2〜

皆さん、こんにちは。
北大阪ペットメディカルプラザ副院長の小松です。
前回に引き続き、冬に急増するおしっこトラブルのお話です。今日は治療についてお話しますね。

FLUTD(猫下部泌尿器症候群)の治療方法ですが、
 ①内科治療
 ②外科治療  に大別されます。

まずは、内科治療を試みます。
内科治療は、
 ①食事療法
 ②点滴(皮下点滴、静脈点滴)
 ③投薬(抗生剤、抗炎症剤
) 
などがあります。病気の症状、進行状態に応じて選択します。

しかしながら、
 再発を繰り返す
 尿道の損傷が重度
 結石が大きく、閉塞解除が困難

など場合、特に雄猫では、内科治療のみでは改善せず、外科治療が必要になることがあります。



外科手術の方法は、陰茎尿道を切除し、骨盤尿道を引き出すことで大きく開く尿道を再建する手術を行います。
もちろん食事療法などは継続する必要はありますが、再発率を格段に下げることが出来ます。

 通常のオス猫ちゃんのお尻回り
手術後の状態。
つまりやすい陰茎尿道はなくなり、おしっこが出やすくなっています。

手術が必要になる前に、出来ることはたくさんあります。
定期的に尿検査をしましょう!

当院は病院が苦手な猫ちゃんのために、猫専門診察時間を設けています。
病院苦手な猫ちゃんのために、猫の診察・治療に特化した獣医師・看護師が担当します。
お気軽にご相談ください。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2015年12月10日 木曜日

冬になると急増!おしっこのトラブル 〜その1〜

「冬になると急増!おしっこのトラブル 〜その1〜」

皆さん、こんにちは。
動物メディカルセンター高槻、副院長の小松です。
めっきり寒くなりましたねpenguin

さて、冬になると、猫ちゃんは非常に泌尿器系の病気にかかりやすくなります。
病気になったことのある猫1000頭の調査では、46.8%(なんと2匹に1匹!)の猫ちゃんが泌尿器系の病気になっています。医学的にはFLUTD(猫下部泌尿器症候群)と呼ばれますが図のような発生率です。





冬になると、
 ①気温の低下 ②運動量の減少
などが原因で、飲水量が低下します。
その結果、
 おしっこの量が減少し、ミネラル分が濃縮されるため、膀胱結石が出来やすくなります。
ちなみに、ジメジメしてストレスのかかりやすい梅雨時は膀胱炎が増えます。
そもそも猫は砂漠地方原産の動物。そのため、水分を逃がさないよう、尿を濃くするという生物的な習性があります(このため、腎不全にもなりやすいのです)

症状は、
 ①血尿 ②頻尿、何度もトイレに行く ③尿の臭いが強い、きつい ④尿の色が濃い
放置すると、急性腎不全、尿毒症などが併発し、死にいたる事もあります。

発症時期は、1~6歳の比較的若い時期が多く、75%がこの時期に発症します。
また、雄猫は尿道が狭く(直径約1mm)、尿石症から排尿困難、尿路閉塞が発症するのはほとんどが雄猫です。



おうちの猫ちゃんに今挙げたような症状は出ていませんか?
排尿の様子を詳しくチェックしておくことが早期発見のポイントですね。
猫が大好きな私としては、この病気に苦しむ猫ちゃんを1匹でも減らしたいので早めの尿検査をおすすめしています!
次回は治療編です。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL