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動物メディカルセンター ブログページ

2015年9月25日 金曜日

前立腺の病気

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

人間にしても、動物にしても、男女(オスメス)で体の造りに違いがあることは、今さら説明するまでもありません。特に、子どもを作るための器官というのは、雌雄でまったく異なるわけです。

そんな中のひとつに、前立腺というのがあります。人間にもありますので、ご存知の人も多いと思います。
ワンちゃんで言うと前立腺は膀胱のしっぽ側にある期間で、前立腺液を分泌して精子を元気にする役割を担っています。

人間の場合、加齢とともに肥大することが多く、日本人男性の8割が80歳までに前立腺肥大症になるとまで言われています。この傾向はワンちゃんでも同じで、高齢のオスによく肥大が見られるのです。
ほかにも、細菌性前立腺炎や前立腺膿瘍、前立腺腫瘍などの病気が前立腺には見られます。

どの病気でも、血尿やしぶり、前立腺の痛みなどの似た症状が見られます。
腫瘍ができていたり、感染が全身に広がれば、命に関わる事態にもなりかねませんので、血尿のような分かりやすいサインを見付けたら、すぐに獣医師に相談してください。

前立腺の病気の原因には、男性ホルモンが関わっていることが多くあります。
ですので、ワンちゃんの場合は去勢手術で予防することもできます。去勢手術をお考えの方は、どうぞ当院までご相談ください。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2015年9月18日 金曜日

犬の腫瘍

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

日本人の死因として一番多いものはなにか。みなさんはご存知ですか?
正解は「がん」です。新聞やテレビでも報じられる機会が多いので、ご存知の方も少なくないでしょう。

では、ワンちゃんの死因として最も多い疾患はなんでしょうか。
実は、こちらも「がん」なんです。

イヌの腫瘍疾患の発症率は、年齢が上がるほどに上昇するというデータがあります。つまり、年老いたイヌの方ががんにかかりやすい傾向にあるということで、これは人間と同じです。
また、イヌの場合は犬種ごとの傾向というのもあります。
ゴールデン・レトリバー、パグ、ラブラドール・レトリバーの順に発症率が高いので、これらのワンちゃんを飼っている方は特に注意をしてあげてください。

どう注意すればいいかと言うと、全身を触ってしこりがないかチェックしてあげるのが基本です。
このときに、見逃しがちなのが口の中や肛門の周りです。こういった部分も忘れずにチェックしてあげましょう。
そのほか、鼻水や鼻からの出血は、鼻の中のがんの可能性もありますし、繰り返し起きる血尿は膀胱のがんが原因の場合もあります。

がんの治療においてなにより大切なのは、人間の場合と同じで、早期発見と早期治療です。
後回しにすると、取り返しのつかないことになることも十分に考えられます。なにか思い当たることがあったら、すぐに病院に相談するようにしましょう。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2015年9月11日 金曜日

胃捻転

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

今日はちょっと怖い病気についてお話ししようと思います。
まぁ、病気はなんだって怖いのですが、今日のテーマである「胃捻転」はなかなかに油断のならない病気なのです。

「胃捻転」という病名を聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、その名の通り胃がねじれてしまう病気です。なにが怖いかというと、胃捻転は突然に発症するんです。

発症すると、胃の中で発生したガスが、ねじれた胃を膨らませます。
体の中にきっちり収まっているいつものサイズより大きくなるわけですから、周りの臓器影響を与えます。ほかの臓器は血流を止められてしまい、放っておくと機能しなくなってしまうのです。そのため、発見したらすぐに手術を行わなければなりません。
これが、ついさっきまで元気だったワンちゃんに急に起きるわけですから、恐ろしい病気というわけです。

胃捻転が起こりやすいのは、大型犬です。
特に、食後に激しい運動をした際に発症するケースが多いと言われています。
ですから、食事は運動後にあげるというのがリスクを減らす方法になります。
その食事も、1日に1回ではなく、数回に分ける方がいいでしょう。1回だけだと、ガツガツと食べてしまうからです。
特に暑い時期は、新鮮なお水も絶やさないようにし、なるべくこまめに飲める環境を作っておいてあげてください。

こうして、日ごろからリスクを下げておくことが大切です。
ただ万が一、急にお腹が膨らんだ、吐きたくても吐けない様子、などの異変が見られた場合は、胃捻転の可能性がありますので、すぐに病院に向かってください。

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2015年9月 8日 火曜日

急増中!子犬の骨折④動物メディカルセンター(大阪・箕面・茨木・高槻)

もしもうちの子犬が骨折してしまったら、どうやって育てていけばいいの!?
育て方・しつけ方編~その4~

      
前回までに、出来ることとして必要なこと【その4】までお話しました。
今回は【その5】からです!いよいよトレーニングに入っていきますよ。

【必要なこと その5】:トレーニング
『オスワリ』をきわめよう!
 たくさんの号令を教えていなくても、オスワリひとつを究めるだけで、
 「さまざまな問題行動の予防」「飼い主さんに主導権のある接し方」
 「ストレス解消」などに十分に役立つのです!

ただし、『究める』とは・・・
いつでも / どこでも / 何をしてても1回の号令でオスワリができること、を示します!
どうやって教えたらいいかは、当院の個別レッスンで対応しています。

【必要なこと その6】:トリックを教えよう
エネルギーレベルの高いワンちゃんは、運動できないことがストレスに・・
      ならば、頭を使ってもらいましょう!

『頭を使う』とは? → 新しいことを覚えること
特にいろいろなトリック(一瞬芸)は楽しいのでおすすめ
   例: バーン(おなかを見せる) ・ タッチ ・ 鼻パク
      バイバイ  ・ 首をかしげる ・ カメラ目線
      反省 ・ かばん持ち      
などなど、骨折部位に影響の少ないトリックを教えてみよう。 

最後に・・。当院では、様々な整形外科疾患の動物たちが来院します。
獣医師・看護師がチームを組んで、全力で治療に当たっていますが、同時に、
「治療過程でのストレスの軽減」「お家での管理の方法やフォローアップ」「リハビリテーションによる機能回復」などについても常に考えて、治療・看護に携わっています。
心配事があったら、いつでもお気軽にご相談ください。
一緒に、愛犬にとってベストな方法を考えていきましょう!

 文責:動物メディカルセンター行動診療科 小池 美和

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2015年9月 3日 木曜日

ペットとのお出かけでの注意点

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

暑かった夏がほぼ終わり、涼しくなってきましたね。
出かけるならペットも一緒に! という人も多いことでしょう。最近ではペット同伴がOKなお店やスポットも増えていますので、お出かけの楽しみも増えていると思います。

もちろん、ワンちゃんたちとお出かけを楽しむのは結構なのですが、事前に説明してもワンちゃんには分かりませんから、普段とは違う環境に急に連れ出されることにもなります。
せっかくのお出かけです。素敵な思い出として残せるように、気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。

まず、混合ワクチン、狂犬病予防などの各種予防接種は必ず済ませておきましょう。
ペットOKの施設では、たいてい予防接種の証明書が必要になります。ご自分のワンちゃんも、周りのワンちゃんも病気になって帰ってくるのでは楽しいはずがありませんからね。

また、お出かけをすると、普段とは違う環境に置かれることになります。
ワンちゃんがビックリしてしまわないように、気を使ってあげましょう。例えば、普段使っているおもちゃやタオル、食器に食べ物など、安心できるものをなるべく持って行ってあげるといいでしょう。

当然ですが、家を出るときに体調が悪そうであれば、無理に連れ出すのも良くありません。
特に長距離の移動が必要な場合は、乗り物のストレスなどで体調がより悪くなってしまうかもしれません。
食欲や排泄などをしっかりチェックして、元気な状態でお出かけできるようにしてあげてください。

せっかくワンちゃんとお出かけするんですから、楽しい思い出にしたいですよね。
旅先では、交通事故や拾い食い、熱中症など突発的な事故も起こりやすくなります。いつも以上にケアして、楽しいお出かけにしてください。
出かけるのが苦手なペットのために、当院ではペットホテルもご用意しています。一緒にお出かけが難しい場合は、ぜひこちらもご利用ください。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL