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動物メディカルセンター ブログページ

2018年5月26日 土曜日

これからの時期、敵は蚊だけにあらず!

こんにちは。
動物メディカルセンター 獣医師の尾﨑ですeyeglass

ゴールデンウィークも終わり、皆様ワンちゃんと旅行などたくさん思い出を作ることができましたでしょうか?

我が家には、世界一かわいいラブラドールが2頭いますheart04。自然豊かな徳島県で生まれ、この時期になると山に川にとたくさん遊びに行ったのが懐かしいです。



現在大阪にいるので少なくなりましたが、川遊びを楽しむために奈良や和歌山へ今もよく行きます。
これからの時期は、人も犬も川遊びには特に最高の季節です!!
うちの子達は泳ぐだけでなく、主人の趣味のカヌーにも付き合わされています。なかなかじっとしてくれませんが一応船にも乗ってくれます!乗ると揺れるので写真はなかなか撮れなくて困ります(笑)。だいたいカヌーの後ろを泳いでついてきて、乗り込んではまた飛び込むを繰り返して川を下って(流されて)いきます。
 
そんな川遊びを楽しむ我が家ですが、ある日ちょうど河原で遊び終えて帰ろうと車に乗せ支度を整えていました。

助手席にいるクランの顔をふと見ると、毛の上でモゾモゾと動きまわる赤茶色のものを見つけました!

ダニッーーーーー!!

毛の上にいたのですぐに気づき、つまみとることができましたが、毛の下に潜り込まれていたら気づかなかったかもしれません。



初めて見つけた時は恥ずかしながらかなり慌てました。今でも遊んだあとにたまに毛の上にいることがあります。

実はこの時期フィラリア予防で蚊に注意がいきがちですが、特に気をつけていただきたいものの一つが
"ダニ予防"です。

ダニは街中の公園やいつものお散歩コースにも普通に潜んでいますが、さらに河原やキャンプ場といった夏の遊び場では、街中よりたくさんのダニがいる可能性もあり注意が必要です!
ダニは赤血球に寄生するバベシアという寄生虫を運んだり、寄生によるアレルギーを引き起こしたりとワンちゃんに病害を与えるだけでなく、最近話題になったSFTSなど人に感染する様々な病気も運んできます。

参考「厚生労働省HP ダニ媒介感染症」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html

ダニの予防はワンちゃんだけでなく、お子さんなどご家族への感染の予防にも繋がります。
知らぬ間に感染して、そのままお家に持ち帰ってしまわないようにダニ予防をしっかりと毎月行い、帰るときにはしっかりと全身チェックしてあげましょう!
またダニが引っ付いている場合は、無理に引き剥がさず病院へ連れてきてあげてください。無理にとるとダニの一部が残ったままになってしまう可能性があります。

当院で主にオススメしているのは、フォートレオンという滴下式のものになります。蚊除けの効果もあり、フィラリア予防と合わせてこの時期オススメしています。また滴下タイプで皮膚が赤くなる等苦手な子は、経口タイプのものもありますのでご相談ください。

この時期、注意するのは蚊だけではなく、ダニにも注意してあげてください!

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2018年5月12日 土曜日

健康ドックの一日

こんにちは。動物メディカルセンターの獣医師盛岡です。
今回お話ししたいのは、健康ドックの話です。当院のワンニャンドックを受けていただく方も多く、飼い主様の動物たちの健康に対する関心も強くなっていると実感しています。そんなワンニャンドックの検査の裏側を今回はご覧いただこうと思います。協力してくれるのは、スタッフの銀ちゃん(猫)と、今年から新たに病院のスタッフに加わった高橋先生とぼんちゃん(犬)にも参加していただきます。

① まずは聴診器を使って身体検査をしているところです。体重や体型をみるだけでなく、頭からしっぽの先まで隅々まで五感を使って検査をします。


高橋先生とても真剣に聴診しています!












② 血圧測定中です。オシロメトリック法という測定法で、人の病院で機械が自動で測定してくれる方法と同様の方法です。


手足をギュッと締め付けられて最初はビックリしちゃって血圧が高く出るので、何回か繰り返し測定します。












③血液検査のための採血をしています。


針を刺されるとわかってしまい、ちょっぴり緊張していますが、頑張っています。


 
④尿検査は持参してもらったおしっこを試験紙につけて異常を検出します。


⑤便検査をしているところです。顕微鏡をつかって異常がないか観察します。



⑥心電図をとっているところです。ワンちゃんネコちゃんは、右下に横になってもらって検査をします。


動かないでジッとしてもらうのがポイントです!


 
⑦レントゲン検査を行っています。台の上で仰向けになったり、横になったりしてお腹と胸のレントゲン写真を撮影します。


動物たちは息を止めてもらうことができないので、タイミングを見計らって撮影します。



⑧お腹の超音波検査をしています。クッションの上で仰向けになってお腹に超音波のプローブを当てて検査します。


少しくすぐったいかもしれません。


 このほかにも、眼を詳しく見るために眼科検査、耳の中を覗く耳道内視鏡検査などの検査もあります。
1日かけてとても多くの検査を受けていただきます。

 

お疲れ様でした!









 

最後に検査の後には、検査報告書という形で後日書面にて結果を報告させていただいております。

こちらが出来上がった報告書です!


 ドック検査は病気の早期発見・早期治療を目的として行うものではありますが、それ以外にも飼い主様の安心や大切なパートナーたちの健康増進に寄与する検査だと思います。特にドック報告書でも総合評価のページでは、飼い主様に検査結果をよく理解していただけるようにコメントしています。普段の生活ではわからない体の変化をお伝えすることで日頃の生活習慣の改善につながり、それによって病気の予防や動物たちの健康寿命を長くすることができると考えております。
この記事を読んでワンニャンドックに興味をもった方は是非受けていただけたらと思います。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2018年4月29日 日曜日

フィラリア 猫

こんにちは。
動物メディカルセンター茨木 看護師 野尻です。
春になり犬、猫も予防のシーズンが佳境を迎えています。
今回はその中でもフィラリア症の話をしたいと思います。

フィラリア症とはなんなのか!

フィラリアとは蚊によって感染する寄生虫です。
フィラリアの幼虫を持つ蚊に刺されると体に幼虫が入り、体内を移動しながら成長し、最終的に心臓に寄生します。

フィラリアに感染してもすぐには症状がでないことが多く気づいた時には命に関わるほどになっていることもあります。

そのためしっかりとした予防が必要なのです!





近年は猫にもフィラリア症が多くなってきています。
実に10匹に1匹の猫ちゃんにフィラリアの幼虫が寄生しており、その中でも40%が室内で飼っている猫ちゃんです。

お家で飼っているから大丈夫と思わずにしっかりと予防してあげましょう。



犬のフィラリア症とは違い猫のフィラリアは心臓よりも肺に深刻な影響を与え、重篤な場合は急性肺障害を引き起こしたり突然死することもあります。

また一度心臓に寄生してしまうと、確立された治療法がなく対症療法のみになってしまうので、注意が必要です。

メディカルグループの猫ちゃんたちにもフィラリア予防のお薬を毎月かかさず飲ませています。

大切な猫ちゃんを守るために充分な予防を心掛けましょう!












次回、ブログ更新は5/12予定です。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2018年4月14日 土曜日

犬のリハビリテーション資格の話

こんにちは。動物メディカルセンターの小池です♪

4月も半ばになり、当院も春の予防で来院される方でにぎわって来ました。
急に暖かくなって、ぼちぼち蚊も飛び始めてきましたので、これからの行楽日和、ワンちゃんとのお出かけを考えている方は早めに予防を済ませておくと安心です。
近年は犬だけでなく、猫もフィラリア症にかかることがわかっています。
かかると重症化しやすい猫のフィラリア症、今まで予防してなかった方も今年からはしっかり予防して、長生き目指しましょう!!

 さてさて、今回の本題は予防の話ではなく、実はリハビリテーションに関するお話です。
現在、茨木病院の待合室では、1月に好評だったペット参加型のリハビリ体験教室の動画を放送していますが、それをご覧になられた飼い主様から、『こんな立派なリハビリルームがあるのねえ~。』というお声を時々いただきます。
 皆さんご存知でしたか!?箕面病院と茨木病院の2Fは、広いリハビリテーションルームがあって、水中トレッドミルや様々な運動療法のリハビリテーション設備が整っています。そこでは毎日、数頭のペット達(犬も猫もいます!)がリハビリを頑張っているのです。


 動物のリハビリテーションは、近年少しずつ認知されてきましたが、実はまだまだ新しい分野です。2007年にアメリカで動物リハビリテーションを学んだ獣医師や関係者が発起人となって日本動物リハビリテーション集会が開催され、日本動物リハビリテーション研究会(現学会)が発足したのが始まりです。 当院では、整形外科のリハビリテーションを必要とする動物たちを多く診察してきたため、もっと以前から院長の指導のもとにリハビリテーションを積極的に行ってきました。


 リハビリテーションって、単に足が動かないからマッサージするとか、歩けないから水中で歩行訓練するとか、そういった単純なエクササイズではないんですよね。その動物の病態や運動機能、神経機能などの評価をきちんと把握した上で、安全に慎重に快適に行う必要があるので、同じように見えても、個々の目的は異なっていたりします。つまり、リハビリプログラムは患者個々の完全なオーダーメイドでの作成になります。リハビリテーションに深く関われば関わるほど、奥が深い!勉強することだらけです。


 そこで動物メディカルセンターを代表して私と看護師長の中村の2人が、アメリカのテネシー大学公認CCRP (Certified Canine Rehabilitation Practitioner) の認定取得に挑むこととなりました。2014年のことです。このプログラムは、テネシー大学大学院で獣医師・理学療法士・動物看護師のために開催されているカリキュラムと同様のもので、犬のリハビリテーションの臨床応用への理論的基礎を習得した認定となる資格です。
 
 資格取得するための流れを簡単に紹介しますね。
まず第1段階としてテネシー大学のオファーする講義を全て受講することが必要です。この講義は座学から実習までありコース1〜5まで日本では数年にわたって行われます。実際にこの講義の受講時は、毎日最新の知識を得ることができ、さらに同じ同士の仲間もできてとても楽しかったです。早速明日から担当のリハビリの子に実行しようと思えることばかりでした。

 次の段階として、全ての講義を受講したら、自身でリハビリテーションを行った5症例のケーススタディを作成することになります。ここがまず第1の関門です・・。
整形外科症例を2症例、神経外科症例を2症例、自分で選択した症例を1症例、そのうち2症例は英文で作成し、5症例を期限までに提出する必要があります。リハビリテーションの進め方の根拠やその実践方法について、きちんと理論的でなければ合格にはならず、次の認定試験を受けることができません。しっかり時間をかけて5症例の合格をもらいました。そしてやっと最終段階の認定試験です。認定試験は、口頭試問と筆記試験、プレゼンテーションで、まる1日かかって行われました。試験までたどり着くのに、約3年かかり、ようやく今年1月に2人揃ってCCRPの認定を得ることができました!合格した時は2人とも飛び上がって喜びましたよ♪
 

 CCRPとは、一言で言うと、十分な評価に基づいた安全で質の高いリハビリを提供できる人ですよということなのですが、何度も言いますが、リハビリテーションは奥が深い!実際、今も毎日勉強することだらけです。当院では、主担当の獣医師とチームを組んで、その子にとってのベストな治療とリハビリが出来るよう日々頑張っています。また、私達2人以外も当院の看護師は皆、リハビリテーションについてとても熱心に勉強しています。

リハビリテーションのことに興味がお有りでしたら、いつでも声をかけてくださいね。
リハビリルームってどんななの?と言われれば、いつでも喜んでご案内いたします!
 
行動診療科
リハビリテーション科 CCRP 
小池 美和 
 
★次回のブログ更新は4月28日です。★
 

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2018年4月 1日 日曜日

猫ちゃんの爪切り

こんにちはhappy01
動物メディカルセンター箕面統括病院 動物看護師 田中です。
猫ちゃんの爪切りってお家でされていますか?



今日は私の愛猫ティロちゃんの爪切りの様子を見てもらいたいと思いますnotes

私のティロちゃんは生まれて3週間くらいの頃に、段ボールに捨てられていたのを保護しました。

保護した時はすごく痩せていましたが、すくすくと元気に育つてくれて、とってもわがまま放題&おてんば娘に成長しましたcoldsweats01

私のティロちゃんは我が道を行く猫で、甘えたい時、お腹が空いた時以外は触られるのが大嫌いdespair
そんなティロちゃん月1回爪切りをしているんですsign01
猫ちゃんって抱っこが苦手、または嫌いな子って多いですよね...。うちの子も嫌いなんです。
20秒くらい抱っこできれば良い方です。
なので、爪切りはスピードが勝負ですrun

まずは準備。
私は人間用を使います。



もちろんペット用でもOKです!!



ティロちゃんを捕獲したら時間との戦いです!!



こんな感じで毎月頑張っています。
猫ちゃんの爪切りは大変ですよね...coldsweats01私のやり方が参考になればうれしいです。

お家の猫ちゃんがどうしても爪切り出来ないとか、
どうやったら出来るのかと思った時にはぜひご相談ください。
お家でできる方法を一緒に考えながらスピーディにflair爪切りしますsign03


次回のブログ更新は 4月14日です。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL