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I しつけ・問題行動

2019年8月13日 火曜日

愛犬クロの生い立ち




こんにちは。動物メディカルセンター茨木の看護師の堀部です。
今日は、愛犬クロの生い立ちとトレーニング!を伝えいたします。

わが家の愛犬クロのことは以前にもブログでお伝させて頂きましたが、
クロは3歳の時に、縁があって我が家にやってきました。


クロは3歳までブリーダーさんの元で繁殖犬として飼われていて、沢山の仔犬を生むことがクロのお仕事でした。でも、そのブリーダーさんも居なくなり見放されて、明日保健所へ行く事が決まっていたそうです。
でも、ボランティア活動の皆さんのお陰でたくさんのお友達がいる家庭に引き取られました。
ですが、そこでも見放されてしまいました。

なぜ、見放されたかと言いますと、全くしつけが出来ていなかったためです。

クロは、良い環境とは言えないところで飼育されていました。
毛は散切りで爪は伸び放題で、言葉も通じずコミュニケーションは全くとれませんでした。
ずっとケージで飼育されていたのか、犬の社会化教育などまったく無縁で、全てが怖くて散歩も行けない状態でした。

一番困ったのはトイレのしつけが全く出来ていない事でした。
真冬に向かい入れたので、玄関で飼育する訳にもいかず、
怖がってすぐに押入れの奥の方に逃げ込みそこで排便、排尿を繰り返すクロ。
「3歳だしもうしつけは無理なんかなあ」っと。 
こんな状態で私は本当に疲れ果ててしまいました。
そんな時に小池先生が「クロちゃんは大丈夫?」と声をかけてくださりました。
え?そうだ! うちには行動診療科があり、小池先生という救世主がいるではありませんか!
灯台下暗しとはこの事なのですね!!ひと筋の光がさしてきました...!!
それからクロと小池先生と私、二人三脚のトレーニングがはじまりました。
すぐに押入れ等の狭い所に逃げ込むクロを、まずは見守るところから。
一番困ったトイレしつけも、一からやり直しでした。
トイレとベッドが置ける小さいサークルでの生活が始まりました。失敗の繰り返しでしたがトイレが少しずつわかるようになり、少しずつサークルを広くしていきました。そしてクロが来て半年ぐらいから眼の表情が明るくなってきてコミュニケーションもとれるようになってきました。
トレーニングは山あり谷ありで根気がいりますが、
優しく抱きしめてくれる人と安心出来る居場所があるとクロも変わりました。
今はしっかり信頼関係ができ、公園デビューもできました。
おやつをくれるお散歩仲間のお母さん達のことが大好きなようです。
もう、オドオドする事もなくなりました。
苦境の中、私に会うまで生きててくれてありがとう。
笑っている13歳のクロの表情を見ると私も癒されます!
4年前に保護した日本猫のカブとも仲良しですまるで兄弟みたいに。

         ☘最後にクロからのメッセージです!





投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2019年5月11日 土曜日

愛犬の困った行動ありますか!?

こんにちは。
動物メディカルセンターの小池です。
私は普段、主にしつけ関係とリハビリテーションを担当しています。

しつけとリハビリって、一見関係ないように見えますし、年齢層も違っていると思われがちですが、実はすごく相関性があるんですよ。(この話は、長くなるのでまたの機会にさせていただきます。興味のある方は、来院時にでも声かけてくださいね。)
今日は、しつけ部門についてのお話です♪
しつけと言っても、子犬に共通してみられる成長期の育て方の相談から、成犬の深刻な問題行動、心因的な行動、老犬の痴呆に絡む問題など様々です。
最近では、犬だけでなく猫についての相談も増えています。
同じ飼い主さんとして、皆さんがどんなお悩みを持っておられるのか、気になる方も多いことでしょう。

そこで今回は、昨年度実際に相談を受けた『犬の困った行動のベスト7』を発表します!

まずはその前に、番外編として・・・じつは最も多いのは、1歳までの子犬のしつけ相談です。
診察時やキンダーガーデン(子犬の社会化教室)を含めると、当院に来院されるすべての子犬に行っており、皆さん必ずお悩みを抱えておられます。そしてその子犬が成犬になるまで&なってからも飼い主様と一緒に定期的にトレーニングを継続される方もいらっしゃいます。
このように育ったワンちゃんはみな、当院を好きになってくれるので、私たちもとても嬉しく思っています。

しかし、しかし・・・。犬は感受性豊かな感情を持つ生き物です。
私たちが思ってもみない反応をしたり、行動をとったりして、時には家族を困らせます。
実は、飼い主さん以上に本当に困っているのは、ワンちゃん自身だったりするのですけれどもね。
まあ、そんなこんなで・・・それでは発表です!!


【第7位】同居犬同士のけんか
新しい犬を迎えた時に起こるケンカだけでなく、犬同士の年齢を重ねていく過程で2頭のエネルギーバランスが崩れ小競り合いのケンカから本気のケンカになってしまうこともあります。また、何らかのアクシデントがきっかけで関係性が変わってしまう事も・・。

【第6位】排泄のトラブル
トイレを覚えてくれない、家の中でマーキングする、食糞するなど排泄にまつわるトラブルも多いですが、その多くは子犬です。成犬の場合、排泄だけのトラブルの相談はむしろ少なく、他にメインの問題行動があることがほとんどです。多くの家庭にとっては、排泄のコントロールは犬と暮らすためのしつけの中でも優先順位が最も高いので、迎え入れてまず初めにおこなうトレーニングになります。

【第5位】不安障害
問題行動と呼ばれる犬の行動の多くは、犬にとっての『正常行動』である事が多いのですが、この不安障害は例外で、『心の病』がベースにあって犬自身が非常にしんどい思いをしています。
中でもお留守番が出来ない『分離不安症』が比較的よく知られています。
分離不安症では、飼い主さんがいなくなると平常心を失い、その結果様々な問題行動が現れます。留守中吠え続けたり、家具やソファーを破壊したり、あちこちに排泄したりといった行動が代表的ですが、飼い主さんがいるときにはそのような行動が一切起こりません。

【第4位】言うことを聞かない
『ダメ』と叱ってもやめない。ワンちゃんが自由な行動をとり、飼い主さんの言うことを聞いてくれない。うまく散歩で歩けないなど。具体的には、吠える・かじる・破壊する・引っ張る・飛びつくなど様々です。もちろんこれは犬の正常行動です。
うまく愛犬と意思疎通&関係性ができていない典型的な相談です。
犬の気持ちを理解できるようになって、共通語(コマンド)で意思疎通できたら、もっともっとお互い楽しい暮らしが待っていますよ。

いよいよBEST3の発表です!

【第3位】家族に対する攻撃
家族以外の人にはフレンドリーで愛想がいいけど、実は家族だけにウーッと唸るんです。
家族の中でもお母さんは大丈夫なのにお父さんにだけ怒る犬もいます。
何もしていないのに犬の寝ている前を通っただけでも足に咬みつかれる家族もいれば、何をしても怒らず受け入れられる家族もいます。
病院ではとてもおりこうなワンちゃんに見えます。

【第2位】無駄吠え
無駄吠えと言いますが、犬にとってまったく無駄ではありません。ちゃんと理由があります。ただ、吠え方が過剰である、吠え声が大きすぎる、吠え方がしつこい、吠えて欲しくないときに吠える、吠えているのをやめさせることができない、と人が感じたときに、『無駄吠え』という名前がつけられ、問題視されるようです。

【第1位】嫌なことがあると咬む
3位とかぶる部分もありますが、犬は予測できない慣れていないことが苦手です。
何か嫌なことをされるかもといった不安を抱かせ、警戒スイッチが入ると、それを阻止するために攻撃することがあります。飼い主さんからしてみると時にはこの行動はとても不条理な行動に見えます。日常の行動の中でこの行動が定着してしまうと、飼い主さんも犬自身も非常なストレスをかかえることになります。


さあ、いかがでしたか。

 
飼い主さん全体の傾向としては、日常的な生活習慣として基礎トレーニングを行なっている人がまだまだ少ないなあと感じます。
トレーニングと言っても特別なトレーニングではありません。
ワンちゃんと家族の一員として幸せに暮らすための、生活習慣のマナーを教えるコミュニケーションとしてのトレーニングです。
通常、犬の行動を変えようと思ったら、人の行動を変えるか環境を変えることが必要です。
家庭犬のトレーニングとは、飼い主さんが犬にして欲しいことを伝えるための共通語(コマンド)を教えることだと日々感じています。
すべての愛犬と暮らす人が、幸せな日々を過ごすことができますように。


次回の更新は...4月13日(土)です♪ お楽しみに

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2018年6月 9日 土曜日

猫の通院

こんにちは。動物メディカルセンター高槻の看護師 辻田です。

家ではおとなしい猫ちゃんが、病院に来ると不安や恐怖脱走しようとしたり、暴れて攻撃的になってしまうことがあると思います。
まさに、私が飼っている日本猫の「悟空」もそのタイプで困っていますdespair


できるだけ少ないストレスで来院できるように、通院時のちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。





☆キャリーは上が開く、蓋が取り外し可能なタイプがベスト!!
 猫ちゃんの出し入れがスムーズに行えます。 
 聴診や注射・点滴の時は、キャリーに入ったまま処置ができるので、猫ちゃんも安心できます。

※病院に行く時だけキャリーを出してくるのではなく、お家でも猫ちゃんの見える所に置いておき、キャリーを寝床にしたり、いつでも入れるようにしておくと良いです。




☆洗濯ネットに入れる
 脱走防止として役に立ちます。
猫ちゃんは本能的に狭い場所や、体がある程度固定されていると安心する子が多いので、ネットに入っていると落ち着いてくれます。  

※ネットは、目が粗めの中の様子が見えるタイプが良いです。



☆フェリウェイを使う

 

 猫ちゃんが落ち着くフェロモン製剤です。(詳しくはスタッフまで)
 猫ちゃんは、慣れ親しんでいるものに頬から分泌されるフェロモンをこすりつける習慣があり、
 フェリウェイにはそのフェロモンが含まれています。
 フェリウェイをキャリー内にスプレーしておくと、猫ちゃんを落ち着かせる手助けになります。




☆キャリーをタオル(毛布)で覆う
移動中や待合室で、他の動物を見えなくすることでストレスを減らします。
診察室では、バスタオルなどで猫ちゃんのお顔を隠しストレスを少なくした状態で診察を行うなど、その子に合わせて診察をすすめていきます。

※その子の匂いの付いたタオル(毛布)を使うと良いです。


☆キャリーを床に置かない
 イスの上やひざの上に置いて、猫ちゃんの視線を高い所に置いておくと落ち着いてくれます。



以上のことをすることで、通院のストレスを出来るだけ少なくすることができます。
通院の際には1度試してみてください。


次回のブログは、6/23(土)にUP予定です!

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2017年9月23日 土曜日

リードは命綱!

こんにちは、動物メディカルセンター茨木の看護師の堀部です。

ある日の朝、私はいつも通りウォークマンを聴きながら健康とダイエットを兼ねて
愛犬クロと散歩をしていましたnotes
突然クロがけたたましく吠えたので後ろを振り返ると、柴犬ぐらいの雑種がクロをめがけて走ってきました。
「クロが危ない!」thunder 


私はとっさにクロを抱きかかえ、追い払おうとしましたが、、
抱かれたクロが強気になって吠えてしまい、雑種犬も興奮してクロにとびかかってきました!!
「こりゃ、アカンわー!!」shock
持っていた日傘をブンブン振り回して追い払おうとしましたが、
私のふくらはぎをガブリと咬んで逃げていきました。
必死でしたので咬まれたのも気付かず、そのまま散歩をしているとお散歩仲間の友達が、
足から血が出てるよ~。どうされたの?とびっくりされ、教えて下さいました。
家に帰って見てみると、しっかり歯型が付き、穴があいていましたcrying
今回、すぐにクロを抱きかかえる事が出来たのでクロには何事もなく終わりましたが、
こわい夏の思い出でした。

~お散歩をされる飼い主様へ~
リードは愛犬を守る『命綱です』必ずリードをつけてお散歩して下さい。
ワンちゃんは喜んでいるつもりで、ヒトにとびついたりして怖がらせたりすることもあります。
また突然の出来事でパニックになり逃走してしまい思わぬ事故や怪我などをすることもあります。


    


待合室でもノーリードでお待ちになっていらっしゃる方をお見かけすると、
お声かけをしておりますが、私たちもハラハラしますsweat01
他の飼い主様の迷惑にならないか、飼い主様が目を離した隙に自動ドアから出て行かないか・・・。
小さな油断が、大事故に繋がることもあります。
どうか、小さな家族の安全を守るためにワンちゃんはリードをして、また猫ちゃんはキャリーなどに入れて
ご来院下さるようご協力お願い致しますconfident

次回ブログ更新予定は10月14日(土)です。

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL

2017年4月22日 土曜日

『イヌの社会化期』

こんにちは。
動物メディカルセンターグループ獣医師の岩木です。

今回は、私の新しい家族『もぐ』のお話をしようと思います。
モグは、2ヶ月のラブラドールレトリバーの女の子です。少しやんちゃで甘えん坊な性格です。


         

北大阪ペットメディカルプラザに毎日一緒に通勤しています。子犬の2ヶ月から4ヶ月は社会化期にあたるため、色んな人や動物、ものに触れ合って欲しいと考えるからです。

犬の社会化期とは、外界からの刺激を受けて犬が人間社会に適応していくための大切な時期です。この時期に受けた様々な刺激は、今後の犬の性格や行動に大きな影響を与えます。つまり、この時期に犬の性格が決まるといっても過言ではありません。

さらにこの時期は、恐怖心よりも好奇心の方が勝るため、刺激に対して前向きに捉えてくれます。もぐには、色んな人や動物に対して過剰に怖がらないようにこの時期から慣れてもらおうと毎日一緒に通勤しています。

    


北大阪のスタッフの皆さんのおかげで人間大好きな性格になってきています。またお座りやトイレトレーニングも出来るようになりました。

    



さらにこの時期に大切なのが、似た月齢の子犬たちと遊ぶことです。無邪気なこの時期に一緒に遊ぶことで自分の噛む力加減などを覚え、他の犬とのコミュニケーションを学びます。
繰り返しになりますがこの時期に子犬同士で遊ぶことはとても大切なのです!


    



しかし、似た月齢の子達と出会うことや遊ぶ機会はとても少ないのが現状です。

動物メディカルセンターグループでは、社会化期の子犬同士でコミュニケーションがとれる場をつくり、さらに専門家による社会化期の適切な過ごし方をお伝えする場(子犬幼稚園)を行っております。

・はじめて犬を飼って不安な方
・インターネットの情報が多すぎてどれが正解かわからなくなってしまった方

大事なこの時期には、ぜひ動物メディカルセンターの子犬幼稚園に参加しましょう!







次回のブログ更新予定は、5月13日予定です!

投稿者 動物メディカルセンター | 記事URL