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E 歯科・デンタルケア

2021年10月24日 日曜日

『先生!うちの子、歯が折れましたー!』


こんにちは!
動物メディカルセンターの獣医師の尾崎です!
今回は歯が折れたときの治療についてのお話です。
そもそも歯は折れるのか?という疑問ですが、折れます。
特に第四前臼歯と言われる奥歯が圧倒的に多いです。この歯は、物を切る役割の裂肉歯と呼ばれ、ハサミのような役割と力がかかります。
そのため過度に硬いものを噛むと「刃こぼれ」つまり歯が折れてしまいます。




原因となる硬いものには、牛の蹄や鹿の角のようなものがあります。
その他にも犬用のおもちゃや柔らかいものでも力一杯の引っ張り合いなどで歯が折れることがありますので、適切な硬さのおやつおもちゃで過度な引っ張り合いなどは避けましょう!


では、歯が折れた場合どうしたら良いでしょう?

痛がってないし、とりあえず様子みる?

・・・いやいや、人と同様できるだけ早くに病院へ来てください!

歯の折れ方によって歯の神経・血管が露出している場合があります。口の中の細菌がどんどん歯の中に入り込み、そのまま歯が折れた状態で放置しておくと、歯の根っこに膿が溜まってしまうこともあります。すぐにそのような状態にならなくても高齢になり免疫が下がってきた場合など後々、大きな手術を行わないといけなくなることが多くあります。



歯が折れた場合の治療は、大きく分けて2つあります。


『歯を残す!』『歯を抜く!』、この2通りになります。

実際歯を抜くしかないケースも多くありますが、『歯を残す』という治療が行える場合もあります!

歯を残す治療は、残せる神経は保護し、残せない神経は除去することで歯の根っこへの感染を防ぐ治療になります。すでに歯の根っこに感染がおこってしまっている場合は、残念ながら歯を抜くことになります。そのため歯を残す場合、時間が経つほど、リスクが大きくなるので、できるだけ早く受診するようにしましょう!



残した歯は、元通りとは行きませんが処置による痛みや違和感は、歯を抜くよりありません。

『歯を抜く』だけでなく、『歯を残す』という治療の選択肢が当院にはあります。

『先生!うちの子、歯が折れましたー!』という場合は、一度当院へご相談ください!



投稿者 動物メディカルセンター