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動物メディカルセンター ブログページ

2015年9月11日 金曜日

胃捻転

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

今日はちょっと怖い病気についてお話ししようと思います。
まぁ、病気はなんだって怖いのですが、今日のテーマである「胃捻転」はなかなかに油断のならない病気なのです。

「胃捻転」という病名を聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、その名の通り胃がねじれてしまう病気です。なにが怖いかというと、胃捻転は突然に発症するんです。

発症すると、胃の中で発生したガスが、ねじれた胃を膨らませます。
体の中にきっちり収まっているいつものサイズより大きくなるわけですから、周りの臓器影響を与えます。ほかの臓器は血流を止められてしまい、放っておくと機能しなくなってしまうのです。そのため、発見したらすぐに手術を行わなければなりません。
これが、ついさっきまで元気だったワンちゃんに急に起きるわけですから、恐ろしい病気というわけです。

胃捻転が起こりやすいのは、大型犬です。
特に、食後に激しい運動をした際に発症するケースが多いと言われています。
ですから、食事は運動後にあげるというのがリスクを減らす方法になります。
その食事も、1日に1回ではなく、数回に分ける方がいいでしょう。1回だけだと、ガツガツと食べてしまうからです。
特に暑い時期は、新鮮なお水も絶やさないようにし、なるべくこまめに飲める環境を作っておいてあげてください。

こうして、日ごろからリスクを下げておくことが大切です。
ただ万が一、急にお腹が膨らんだ、吐きたくても吐けない様子、などの異変が見られた場合は、胃捻転の可能性がありますので、すぐに病院に向かってください。

投稿者 動物メディカルセンター