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動物メディカルセンター ブログページ

2015年3月 5日 木曜日

脛骨異形成

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

ここ10数年で、ミニチュアダックスフントを飼う方がドンと増えました。
となると、ミニチュアダックスフントによく起きる、それまであまり知られていなかった病気というのも多く認められるようになるわけです。

それが「脛骨異形成」という病気で、「遠位脛骨内反変形」などの別名でも呼ばれます。
その名の通り、脛(すね)の骨が変形してしまう病気です。もう少し詳しく言うと、発育期に後肢のヒザからかかとまでの骨が変形してしまいます。

この部分には、内側の脛骨と外側の腓骨の2本の骨があります。
本来はバランスよく成長していくのですが、この病気にかかると脛骨の成長が人間で言うくるぶしあたりの位置で止まってしまいます。外側の腓骨だけが伸びていってしまいますから、かかと近くで脚が内側に曲がってしまうわけです。
人間に例えるなら、常に足の小指で歩いたり、走らなければならないような状態になってしまいます。

痛みが出ることもありますし、いわゆるO脚になったりもします。
かかとやヒザの関節、股関節など、多くのほかの関節にも悪い影響を及ぼすことがありますので、放っておくわけにはいきません。

当然、大切なのは早期発見です。
ミニチュアダックスフントを飼っている方は特に、お宅のワンちゃんの脚をチェックしてみてください。気になることがあれば、病院に連れていってあげてください。

投稿者 動物メディカルセンター