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動物メディカルセンター ブログページ

2015年2月26日 木曜日

副腎皮質機能亢進症

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

皆さんは「ステロイド」と聞くと、どんなことを想像しますか?
スポーツ選手がドーピングに使う“悪い薬”としてとらえている方も少なくないでしょう。
アトピーを患っている人や皮膚の弱い人は、炎症止めやかゆみ止めとして知っている人もいるかもしれません。

しかし、ステロイドというのは、そもそも人間、あるいはイヌやネコでも、その体の中で作られている成分なのです。腎臓のそばにある副腎、その中の皮質という部分で作られていて、健康に生きていくためには必要な物質です。
上記の薬は、これらが配合されていたり、人工的に合成されているものです。

今日のお話は「副腎皮質昨日亢進症」というもので、簡単に言うと副腎皮質のブレーキが壊れて過剰にステロイドを作ってしまうという病気です。
8歳以上の高齢のワンちゃんに多く見られる病気で、水をがぶ飲みしてたくさんオシッコをしたり、お腹がたるんできたりといった症状が見られます。また、かゆみを伴わない脱毛も起こります。

高齢のワンちゃんに多いので、どうしてもお腹のたるみや脱毛を「年のせいだ」と思ってしまいがちです。
こうなると病気の兆候を見逃してしまうわけです。もし、上に挙げた症状にひとつでも思い当たるものがあれば、念のため診察を受けてみるのがいいでしょう。

投稿者 動物メディカルセンター