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動物メディカルセンター ブログページ

2015年2月13日 金曜日

冬のやけど

みなさん、こんにちは。
動物メディカルセンター、統括院長の北尾貴史です。

前回のブログでも、冬に症状が悪化しやすい病気ということで「僧帽弁閉鎖不全症」についてお話しました。冬は人間同様、ワンちゃんたちも病気にかかりやすいので、気を付けてあげてください。

冬と言えば、病気以外にも注意しないとならないケガもあります。それが、やけどです。
屋内で飼われているワンちゃんだと、ストーブの前に陣取っている子も少なくないでしょう。
なにかの拍子にそういう熱いものに触ってしまうこともありますので、注意が必要です。

やけどの重症度は、その深さと範囲によって分類されています。
皮膚の表面が赤くなる程度の軽いものから、命に関わるような重症まで様々です。
一般に体表面積の15%を超えるやけどになると、緊急的処置が必要になります。50%を超えるようなことになると、命にもかかわってきます。

また、重篤なやけどでは、脱毛や感覚の喪失、皮膚が黒ずんだり白色化するなどの変化が出ますが、必ずしも体の表面だけに異常が出るわけではありません。
やけどは皮膚全身のショック症状を引き起こすこともあるのです。
熱傷ショックと呼ばれるもので、やけどによって血液が減少することで起きるものです。
さらに、血圧の低下により腎臓に悪影響を及ぼすこともあります。

もちろん、夏場だってやけどには注意が必要なんですが、この時期は特に気を付けましょう。
万が一、やけどを負ってしまったときは、まずはすぐに冷やすことです。
2時間以内であれば、30分は水に浸したり、吹きかけてあげましょう。そして、冷やしながら、病院へ急行してください。

投稿者 動物メディカルセンター